「お気に入りのシャツにいつの間にか黄色いシミがついていた!」
汗をかく時期にはこんな困った事が起きてしまいます。
でも、いつも真っ白できれいなシャツ着ていたいし、着させてあげたいですよね。
そもそも、汗をかくとなぜシャツが黄色くなってしまうのでしょうか?
今回はその原因と、洗濯時に実践できる対策をまとめてみました!
目次
シャツが汗で黄色くなってしまう原因は?
気になる黄ばみの原因はほとんどの場合、汗ジミが原因です。でも「汗をかくな!」といっても無理なもの。
そこは安心して下さい。すべての汗が黄ばみの原因になるわけではありません。
ベタベタな汗が汚れの原因!
ベタベタな汗って?これは運動不足で血行が悪くなった時等に、体の中の老廃物と共に出てくる汗です。
この汗には油やタンパク質、アンモニア等を含まれており、雑菌を繁殖させやすいです。
シャツにベタベタな汗が付くと?
ベタベタな汗をシャツが吸収してしまうと、臭いや汚れの元となってしまいます。
そして油と雑菌の影響で、中々取れない黄ばみになってしまうのです。
サラサラな汗はどんな汗なの?
この汗は運動した時や、お風呂に入っている時に出てくる汗です。サラサラなのは、体温を調節する為に水分が多いためで、臭いもほとんどありません。
サラサラの汗をかくのは健康にも良いので、ベタベタな汗をかかない為にも運動をしっかりしていっぱい汗をかきましょう。
シャツの黄ばみを取る洗濯のコツは?
そんなベタベタな汗をかいてしまい、服に黄ばみが出来てしまった。それでも洗濯の時に少し工夫するだけで汚れを取る事ができます!
洗剤の種類を変えてみよう!
洗剤の容器に「皮脂分解酵素入り 」と書いてあるものが効果的です。成分表記表に界面活性剤の含有量が記載されています。
製品によって含有量が違うので気をつけて見てみましょう。
界面活性剤の驚くべき効果!
この界面活性剤は、汚れた服に洗剤を含んだ水分を染み込みやすくしてくれます。
さらに、油汚れを分解してくれる上に汚れが再びくっついてしまうのも防いでくれるんです。
さらに一工夫でしつこい汚れも落としちゃおう!
特に気になる部分には洗剤を直接塗り付け、優しくこすってから洗濯機に入れてみましょう。
さらに黄ばみが取れやすくなりますよ!
洗濯の一工夫、洗剤を変える以外にもこんな方法が!
皮脂汚れはようするに油汚れ、なので熱湯で油を浮かす方法も非常に効果的です。熱湯で溶かした洗剤や重曹液に浸けこめば皮脂汚れが落ちやすくなります。
大事な服には重曹を試してみて!
研磨作用を持っている重曹は食品にも使われる程安全。優しい洗浄をする事ができます。
あまり強い洗剤を使いたくない場合は、重曹をペースト状にしてこすり洗いをするか、重曹液を作っての浸けこみ洗いもお勧めです。
いつも気持ち良く着たい!ベタベタ汗の対策は?
洗濯でせっかく汚れを落としても、またベタベタな汗がシャツについてしまうと再び汚れてしまいます。そんな、そもそもの汚れをシャツにつけない為の対策も考えておきましょう!
脇汗パッドで服を守ろう!
ドラッグストアやスーパーなどでも手に入る脇汗パッドなどを使ってみるのもおすすめです。衣類の黄ばみを防止してくれますし、衣類に直接貼ることができるのでシャツに汗が付きにくくなります。
最近では汗取りパッド付きインナーも販売されているので気になる人は使ってみてはいかがでしょう?
制汗剤は注意してつかおう!
汗を抑えるのに有効な制汗剤。臭いも抑えてくれるのでとても便利ですね。ですが、制汗剤の付け過ぎはかえって着色の原因にもなってしまいます!
特に服に直接吹き付けるなんて事は、制汗の意味も薄れて汚れだけついてしまうので要注意です。
まとめ
シャツが黄色くなってしまう原因はベタベタな汗による皮脂汚れが主なものです。ですが、普段の洗濯の洗剤を変えたり、熱湯や重曹を使う事でシャツの汚れをしっかり落とす事ができちゃいます!
そして出来る事ならば、黄ばみや汗ジミとずっとさよならしたいですよね。
ベタベタな汗をかかない為にも、日ごろの運動不足をなるべく解消しましょう。
サラサラな汗をかけるようになると、自然とシャツの汚れも少なくなり、清潔感溢れる生活ができますね!
まずは簡単なウォーキング等からはじめてみるのはいかがでしょうか?
⇒20分のウォーキングも効果的に!運動不足解消にいかが?