豆腐や納豆、赤飯やおしるこ等おいしい豆食品は日本にたくさんあります。
はるか昔から日本の食卓に並ぶ豆料理は多様です。
しかし、「大豆も小豆もマメなのは知っているけど、何が違うの?」
と大豆と小豆の違いが分からない人も多いはずです。
でも「いまさら人に聞くのは恥ずかしい!」と思ってしまい、疑問も放置されがちですね。
大豆も小豆もマメ科ですが、その2つには大きな違いがあります。
この機会に大豆(だいず)と小豆(あずき)の違いについて、栄養素や調理法も含めて知ってしまいましょう!
大豆と小豆の見た目の違い
まず、大豆と小豆の見た目から比較していくことにしましょう。大豆ってどんな豆?
見た目はというと、乾燥時には8ミリ程度の大きさで色はクリーム色をしています。
水に戻すとその大きさは1,5センチまでに膨らみます。
枝豆は実は大豆だった!
また、豆が熟さない状態で収穫されたものは緑色でさやに入っている状態。
そう、実はこれが枝豆なんです!
これが熟してから収穫されたものが大豆となります。
ちなみに大豆は、マメ科大豆属の豆です。
小豆ってどんな豆?
それに対して、小豆は大きさは約6ミリ程度、見た目はえんじ色です。
ちなみに小豆というのはマメ科ササゲ属の小豆科の豆です。
同じ豆で、大小で表されているので、勘違いしてしまいがちです。
でも実は全然種類は違うものなんですね。
大豆と小豆の栄養からみた違い
種類としても違う大豆と小豆ですが、実は栄養もそれぞれ違っています。どちらも効果の違う、非常に健康に良い成分が含まれているんです!
大豆に含まれる栄養とは?
大豆の栄養として代表的なのが豊富なたんぱく質です。これが、大豆が畑の肉と言われている所以です。
大豆の栄養は美容良い効果が!
大豆は米と一緒に摂取することで、必須脂肪酸を効果的に身体に取り入れることができます。
また、大豆に含まれている脂質は植物性であるため、コレステロールを減らしてくれるという嬉しい効果があります。
ビタミンB群も含まれており、ビタミンB群は美肌や、疲労の回復にも非常に効果のあるビタミンです。
大豆といえばイソフラボン!
大豆に含まれる栄養の中でイソフラボンも有名ですね!
イソフラボンは女性ホルモンに似ている働きがあるため、更年期症状の改善などにも効果があります。
小豆に含まれる栄養とは?
次に小豆の栄養についてみてみましょう。小豆はアンチエイジングにも効果あり!
意外と知られていない事ですが、小豆はアンチエイジング食品の王者です。
小豆は数ある食品の中で最もポリフェノールが多く含まれています。
このポリフェノールが、実は驚くべきアンチエイジング効果を発揮するんです!
小豆ポリフェノールの効果とは!
ポリフェノールには抗酸化作用があるため、老化防止に効果があります。
小豆由来のポリフェノールは、他の野菜と比べ水に流れにくい性質があります。
なので、身体にも取り入れやすく無駄なくポリフェノールを取り入れることができます。
小豆にはデトックス効果も!
食物繊維も豊富であるため、デトックス作用が期待できます。
小豆に含まれている食物繊維は水溶性の食物繊維であるため、水分保持能力が高い食物繊維です。
小豆の食物繊維は便秘解消効果が絶大なので、ダイエット効果も期待できますね!
大豆と小豆の美味しい調理方法
大豆といえば豆腐や、納豆やみそ、しょうゆなど様々な加工製品に使用されています。家庭でできる大豆の調理は、煮豆や、炒り豆となります。
また、アレンジとして、水で戻した大豆をからあげのように調理してもおいしく食べられます。
小豆の調理法は煮たり炊いたりというのが一般的ですね。
煮た小豆をあんこや赤飯にするのが代表的です。
まとめ
大豆と小豆の違いですが、名前は似ていても種類の違う豆ということです。大小で表されるので紛らわしいですよね。
見た目は違えども、どちらも身体に嬉しい栄養素がたくさん含まれていることが分かります。
そしてなにより、どちらもとても美味しいという事が大事です!
違いを知っておくことで、効果的に食事に取り入れる事が出来ますね!
大豆や小豆を上手に食べることで健康的で若々しい体を手に入れましょう!