台所の生ごみは処理の仕方を間違ったり放置してしまうとひどい悪臭が発生するようになって、大変な状態になってしまうことがあります。これは一人暮らしをあまりしたことが無い人で、初めて一人暮らしをした場合に1度は体験したことがあるのではないでしょうか。今回はそんな悪臭の原因となる生ごみに、新聞紙で臭い対策をする方法や併用すると効果が上がるものを数点お伝えします。
目次
生ごみは新聞紙で包んで捨てましょう!
生ごみを捨てる場合に一番効果があるのは新聞紙で包んで捨てる方法です。何で新聞紙なのかというと、新聞には臭いを吸収する性質があるので悪臭をかなり減らしてくれます。また、新聞紙は生ごみの水分を吸収してくれるので腐りにくくなり腐臭が発生する確率も普通に捨てるよりは一気に低下します。なんで生ごみはそんなに臭いのか?
生ごみが臭くなる原因は嫌気性微生物が増殖してしまうためです。この嫌気性微生物は生ごみを分解するときに有害物質や悪臭を発生させ、生ゴミが増えれば増えるほど嫌気性微生物も増えていって臭いも悪化していきます。もともとこの嫌気性微生物は不衛生な場所を好んでいるのですが、繁殖しやすい条件はある程度の湿気や水気なので、生ごみから排出された水分は不衛生な場所であることも含めて絶好の餌となるのです。
新聞紙を効果的に使う方法5選!
生ごみの臭いを減らす方法で効果的なのが新聞紙を使うことなのですが、その効果を格段に引き上げてくれる方法や、他のアイテムと組み合わせると効果が上がるものというのもあるんです!けっこう簡単なものが多いので、この機会に効率が上がる方法について5点ほど紹介していきたいと思います。是非覚えておきましょう!①生ごみを出さない
最初から全否定するような内容になってしまいますが、そもそも排出される生ごみが少なければ悪臭に困ることもそんなにありません。生ごみ対策の最も基本になるものは、生ごみを極力減らすこと。賞味期限切れや食べ残しが発生しないようにすることも忘れないようにしておきましょう!買いすぎや作りすぎには十分に気を付けて、ごみ自体を減らす努力をしましょう。ちょっと見直すだけで、家計にも意外にも効いてきますよ!②生ごみの水分を完全に切る
悪臭のもとになっているのは、生ごみから出てくる水分です。つまり、この水分を何とかすることができれば腐りにくくなって悪臭は一気に減るでしょう。そのため、新聞紙に包む前に必ず生ごみの水分を切るようにして、臭いが発生しにくい状態にしてから新聞紙で包むようにしてください。③新聞紙でいろいろ細工をする
新聞紙が効果的であることはわかっていただけたと思いますが、その新聞紙をさらに有効活用しようというのがこのワザです。具体的には、簡単な三角コーナーを新聞やチラシでつくるとか、生ごみ用のゴミ箱の内側を新聞紙を敷いてしまうといった方法が有効となります。そうすればわざわざ水分を切らなくてもゴミ箱や三角コーナーで自動的に水を吸い取ってくれるので、腐臭対策としては非常に効果があります。④ゴミ袋の底にお酢をしみこませたシートや重曹を使う
お酢や重曹には悪臭を消す作用があるのでそちらをうまく併用する方法です。具体的には大さじ3倍ぐらいのお酢を水で2倍くらいに薄めて、新聞紙1枚の全体にしみわたるようにして濡らし、ごみ袋の底に敷くだけです。もちろん新聞紙ではなくキッチンペーパーでもOKです。重曹の場合は重曹スプレーでも粉のままでもいいので生ごみ用ごみ箱や三角コーナーにふりかけてください。これら二つの方法のどちらか一つだけでも悪臭を非常に簡単になくすことができるので、臭いが気になる人は一度試してみるといいでしょう。⑤コーヒーのカスや茶殻、または塩を使う
これもお酢や重曹のように臭いを消すための方法ですが、コーヒーのカスや茶殻は悪臭を級数する効果があります。このほかにもゴボウのあく抜きに使った水も効果があるので是非とも使ってみましょう。コーヒーのカスや茶殻は乾燥させたやつをゴミ箱のそばにでも用意しておき、臭いが気になりだしたらそれらを入れるようにすればOKです。逆に腐らせないという発想で塩を使うのもいい方法と言えるでしょう。これも生ごみに振りかけるようにして使えば腐臭が発生しなくなります。
まとめ
今回はそんな悪臭の原因となる生ごみに、新聞紙で臭い対策をする方法や併用すると効果が上がるものを数点お伝えしました。悪臭対策として最高の対策品となっている新聞紙ですが新聞なんて全くとっていないから家にまったくないという方は、読み終わった雑誌でも効果があるのでそちらを使ってみましょう。家に入った瞬間にお出迎えするのが生ごみによる悪臭では、はっきり言って気が滅入ってしまうので、そんなことにならないするためにも悪臭対策はきちんと行うようにしてくださいね。
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