共働き女性の小遣いはみんなどうしてる?夫婦のバランスは?

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共働き世帯のほうが専業主婦世帯より多い現代、女性が結婚後も仕事を続けるのは当たり前になってきました。そこで気になるのが夫婦のお財布事情。世間の家庭はどのようにしているのでしょう。

どちらが家計を握っている?お小遣い制?夫婦間のバランスはどうなっているの?皆が気になるお金の問題。データを元に現代夫婦のお金の使い方や貯蓄を増やすためのポイントなどを解説します。

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共働き世帯の夫婦、家計やりくりどうしよう?お小遣い制は必要?

独身時代にバリバリ働き自由にお金を使っていると、いざ結婚したからといってもお小遣い制に抵抗があったり、家計を管理し節約することに消極的だったりする夫婦も多いのではないでしょうか。けれどこれから先の長い人生、お金の問題は避けては通れません。

独身時代の気分のままでいると子どもが生まれたあとや、何かトラブルがあったときなどに痛い目をみることになるかも・・・。一度きちんと家計を見直す必要があります。しかし、すぐに切り詰めた生活を!と考えてしまうのは喧嘩の元にもなりますので、まずは世間の夫婦がどうしているのか、データを見てみましょう。その上で二人に合ったお金のやりくり方法を考えていきましょう!

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お財布を握っているのはどっち?

都圏在住の20~49歳、結婚5年目までの共働き新婚夫婦(子どもなし・持ち家なし)300人に調査をした「SUUMO結婚生活調査(2015年度)」によると、家計管理を主にしているのが夫が25.3%に対し、妻が45.0%と半数弱の世帯で妻が家計を管理している、という結果が出ました。残りの29.7%は共同管理とのこと。やはり共働きであっても妻がお財布のヒモを握っていることが多いようです。

詳しいデータはこちらからどうぞ:

http://suumo.jp/journal/2015/03/19/80221/

家計の管理方法は?

同データでは、「夫婦で共用口座を作り一定金額を入金(残りはそれぞれ自由)」29.3%で一番多く、「夫婦で支払項目を分担(家賃は夫で、食費は妻など)」25.7%で続いています。調査対象が子どもなし、持ち家なしの世帯なので、この時点ではある程度余裕があり、お互いで負担している分以外は自由に使うという夫婦も多いようです。

子供が生まれる前にしっかり考えておくのが重要!

ちなみにうちは子どもが生まれる前までは、家計は共同管理、夫婦で支払い項目を分担、あとはそれぞれ自由に使う、でした。これだと独身時代とあまり変わらない生活ができていたのですが、子どもが生まれ、私が正社員から時短の派遣社員勤務に切り替えたため、収入が半減。今まで通りでは成り立たない!とそのときになってからかなり焦り、最初からもう少し考えるべきだった・・・と反省しました。

夫婦それぞれのお小遣いはどうしてる?

また、株式会社クロス・マーケティングによる「夫婦のお財布のヒモと家事分担」に関する調査では、妻から夫へのお小遣い制をとっている世帯は4割近くという結果になりました。

お小遣い制の夫は多い!大体いくらくらいでやりくりしてる?

この調査は首都圏在住20~49歳の男女900人を対象としたもので、共働き世帯に限ったわけではありませんが、世の中の半数弱の家庭では夫はお小遣いをやりくりして生活しているようです。ちなみに、全国のサラリーマンのお小遣い平均金額は2014年時点で39,500円だそうです。

女性のお小遣いはみんなどうしてる?

妻が家計を管理している場合、家計以外から自分のお小遣いを捻出しているタイプと、お小遣い自体はないタイプ、2種類に分かれます。

ただし、お小遣いがない、という場合はお小遣いという名目でなく家計から私物を購入していることが多く、家計分(必要経費)なのか、個人消費なのかが見えにくくなり、いつの間にか家計が赤字になるという危険性があります。とはいっても化粧品や日用品等、必要なものはありますし、外へ出かける事もある事でしょう。そのあたりをお小遣いにするのか、家計から出すのかは、二人で話し合っておくのがベターですね!

ママのお小遣い

家計の「見える化」を目指そう!

共働きの夫婦では、それぞれが稼いでいる為お金を使ってしまいがちです。でも、将来の為に今すぐ切り詰めた生活をする!というのもストレスが溜まってしまいます。なのでまずは、お小遣い制にするにしろ、二人で管理するにしろ、家計の収支を把握しておきましょう。何にどのくらい使っているか?ちゃんと「見える化」しておくだけでも、お金への意識を変える準備ができます。

夫婦ともに家計を把握しよう

それぞれの家庭によって事情や考え方は違うので家計管理の方法は一概に何が一番良い、ということは難しいですが、どういった形にせよ家計を夫婦ともにきちんと把握しましょう。どちらかに任せきりにしてしまうと家計のことに無頓着になってしまったり、自分ばかり節約させられる・・など不満が出てしまうからです。

夫婦で支出の内訳の認識を同じくする

支出についても、必要なもの(子どものものや仕事で使う服など)と個人で欲しいもの(ブランドの装飾品や趣味の道具など)をはっきりさせる必要があります。もちろん「必要なもの」の中身は各家庭の家計状況によって変わってくるので、夫婦で話し合ってお互いが納得のいく線引きをしましょう。

妻にとって必要な化粧品なども夫にとっては「無駄遣い」にうつることもあり、不満の種になりかねません。そこはきちんと理解してもらわなくてはなりませんので、しっかりと説明をしましょうね!

収支を見える化しよう

紙ベースの家計簿でも、PCのツールやアプリでも、それぞれが一番見やすい形で収支を記録、閲覧できるようになるとベストです。もし毎日の細かい買い物の品目全部つけるのは面倒くさいのであれば、一度の買い物ごとでまとめてしまっても構わないと思います。今は便利な家計簿アプリなども色々あるので試してみてください。

家計の中で大きな支出となるのが住宅ローンや光熱費、保険代などの固定費なので、固定費を必ず入れて収支を出すようにしてください。

家計簿

まとめ

いかがでしたか?共働きでいると子どもがいないうちは、家計をあまり気にせず使っていても何とかなってしまいますが、子どもを持つと妻の収入が減る場合が多く、その上子どもにはお金がかかり家計がまわらなくなってしまいます。うちがまさにそうでした。また人生何があるか分かりません!早い段階に夫婦できちんとライフプランも交えて、お金の話をしていきましょうね!

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