部屋の湿気が気になる時期になると、空気がジメジメしていて快適になんて過ごせなくなってしまいますよね。
湿気が高いなと感じた時、皆さんは窓を閉めていますか?開けていますか?
せっかく部屋の除湿をしても、それが逆効果だったらショックですよね。
そこで今回は、除湿の時の窓の開け閉めはどのような効果があるのか、梅雨の時期はどうしたらよいのかという点も踏まえて、除湿の技をご紹介していきます。
目次
除湿時の窓は開けるべき?閉めるべき?
さて、除湿のためには窓を開けるべきなのか、閉めるべきなのかという疑問の答えですが、基本的には、除湿の時の窓は開けるのが正解です。除湿は正しい換気から
しかし、長時間窓を開け続けたりすると逆に湿度が高まることがあるため、ずっと開けっぱなしはいけません。正しい換気方法はどうしたらよいのでしょうか。
それは、空気の流れを作ってあげて、部屋の空気を動かしてあげるということです。
方法としては部屋の真ん中に風の通り道ができるように対角になっている窓をあけましょう。
換気の頻度と、効果をアップさせる方法
マンションやアパート等で、都合の良い窓が無い時は換気扇を代用する事も可能です。可能であれば、5分程度の換気を1時間に1回行いましょう。
そして、窓を開けただけでは風の通りが不十分だと感じるときには、扇風機を使用して空気を拡散するのも効果的です。
空気の淀みが解消されて、部屋の隅々の空気もしっかり換気する事ができますよ。
外の湿度が高い時の換気はどうする?
除湿の時に換気は大事ですが、梅雨の時期などの換気はどうしたらよいものかと悩んでしまいますよね。外は雨が降っているのに窓を開けてもよいのか、開けたらさらに湿度が上がりそうだと考えてしまうものです。
外が雨の日も部屋の換気はしてあげよう!
雨の日こそ換気をしっかりしてあげましょう!そんな時こそ換気の効果が発揮されます。湿気の多い時期に部屋がカビ臭くなる原因は、湿気そのものよりも、空気の停滞によってカビ菌が繁殖してしまう事にあります!
梅雨の時期でも、窓を少し開けることで風の通り道を作って、空気の淀みを作らないようにしましょう。
風が通ることで、湿気やカビ臭さを減らすことにつながります。
雨の日の換気はどのくらいすればいい?
可能であれば、雨の日は1日に2回換気の時間を作りましょう。そうすることで、湿気のこもった部屋から解放されますよ。
また、窓を開けるのと同時に、換気扇や、扇風機を使用するのも有効な手段です。
窓から窓だけではなく、換気扇を使う事で、空気の流れを一つ多くしてやることができるので、効率の良い換気ができるようになります。
換気のアイデア、除湿機はどう使う?
そして扇風機を使う事で、湿気のこもりやすい部屋の隅の空気も動かしてあげましょう。梅雨の時期なんかで、毎年カビ臭くなるなあという部屋があれば、その部屋に扇風機を置いておくのも一つの手ですね。
除湿機を使う場合は、部屋の換気が終わってから使いましょう。
換気中の空気を除湿しても、その空気はまた外に逃げていってしまいます。
なので、換気後の部屋で使う事で、より効果を発揮してくれますよ。
換気不足は恐ろしい事に繋がります
湿気には換気をオススメしてきました。換気が不十分だとどうなってしまうのかをお伝えしたいと思います。
換気が不十分だと、部屋の湿度が上がるため、部屋にあるホコリが湿気を帯びてしまいます。
結果、カビが生えてしまい、最終的には住まいに大きなダメージを与えることになってしまいます。
また、カビは家だけでなく、人体にも悪影響があります。
外の湿気が入ってくるからと思い、換気をしないと、部屋のしらないところでカビが育ってしまいます。
まとめ
晴れている日にも、雨の日にも換気が必要であるということが分かっていただけたでしょうか。しかし、ずっと開けたままにするのではなく、必要な時間で窓を開けることが重要となるのです。
私も換気の重要性は知っていたのですが、ずっと窓を開けっ放しにしていました。
ずっと空気が通っていれば大丈夫だろう、と思っていたんですね。
梅雨の時期、仕事から帰ってくると、見事に部屋の廊下のフローリングまでがべたべたになっていました。
そこでようやく正しい換気が必要という事に気づいたんですね。
間違った換気をして、さらに湿度を上げることのないようにしましょう。
換気、除湿のプロになり、快適な環境で生活していきましょう。
⇒除湿の温度設定は何℃にするべき?効果を最大限得る為には?
⇒換気扇で除湿は効果あり?使い方にはこんなコツがあった!