家庭菜園の土作りは順番が大事!腐葉土はいつ混ぜる?

土作り
自分で作ったおいしい野菜を食べたい、家族に食べさせたいというあなた!

家庭菜園は手軽に始められるし、楽しい趣味ですよね!

だけど、どうせやるなら美味しい野菜が育って欲しいですね。

やはり重要になってくるのは土の質です。

土をそのままの状態にして、何もせずに美味しい野菜を育てることはかなり困難だといえます。

野菜の成長には、野菜の発育の基本となる根が十分に活動し、成長できる環境が必要となります。

今回は、家庭菜園の基本といえる土づくりについてご紹介したいと思います。

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家庭菜園の基本の土づくり。腐葉土を混ぜる順番は?

良い土づくりには、石灰、腐葉土、肥料などの素材が必要となります。

基本的にはホームセンターですべて手に入るものです。

美味しい野菜を育てるには土壌改良から!

日本は雨が多いため、ほとんどの地域ではその土は酸性の土となっています。

しかし、野菜や植物がよく育つ土の性質は弱酸性から中性の性質なのです。

そのため、まずは土壌改良をしましょう。

土壌改良のやり方

まず、土を起こすことにより、土と空気をよく混ぜます。

そして、酸性の土の性質を中性に変えるため、一番に石灰を土に加えましょう。

石灰を加えても土の性質変化はすぐには起こりません。

そのため、種まきの1か月前には石灰を混ぜておく必要があります。

栄養のある土にする為に!

土の性質が中性に変わったところで、腐葉土や肥料を混ぜていきます。

そうする事で、栄養のある土に変わり、野菜が良く育つ土になります。

石灰と肥料の順番を逆にしてしまうと、アンモニアガスが発生してしまいます。

そうすると良い土にはなりませんので注意が必要です。

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家庭菜園の理想の土とはどんな土?

野菜の成長には根が大きく関係してきます。

根を土の中で十分に活動させ、根を十分に成長させることで土の中から水分や養分を吸収することができます。

野菜の根っこが育ちやすい土

また、根が十分に成長するということは雨や風にも負けない強い茎になります。

根が十分に成長するためには土がフカフカの状態がベストです。

このような土は団粒構造の土といわれており、土の中に空気や水分の入る隙間ができるため、根がよく張ります。

理想の土作り

そのほかにも、土壌の性質が適切なpHであることや、水はけや通気性がよいこと、害虫が少ないなどの土は家庭菜園にとって理想の土となります。

最初の土作りをなまけない事が、美味しい野菜を育てる為の第一歩です!

一度しっかり土作りをしておくと、野菜を収穫した後、次の野菜を作る時の土作りが格段に楽になりますので頑張りましょう!

肥料にも種類はあるの?

肥料には大きく分けて2種類の肥料があります。

一つは無機質肥料で化成肥料と呼ばれるもので、もう一つは有機質肥料となります。

無機質肥料(化成肥料)ってどんな肥料?

化成肥料とは人工的に合成された窒素、リン酸、カリウムのうち2種類以上を含む成分を化学的に結合させた複合肥料の事です。

化成肥料の特性としては、成分が安定しているため、散布しやすく植物に吸収されるスピードが速いということです。

しかし、量が多すぎると肥焼けを起こしたり、土を酸性化し土が硬くなるなどのマイナスの面もあります。

有機質肥料のメリット・デメリットは?

対して有機質肥料の特性は、土を柔らかくして土の保肥性を向上させる事ができます。

効果が穏やかに出るため肥焼けを起こしにくいというメリットが大きいですね。

ただ、自然由来のものですので、植物の吸収スピードが化成肥料に劣ることや、虫がよりやすくなったり、臭いが出るなどの悪い面があります。

家庭菜園 (2)

まとめ

家庭菜園における土づくりは、正に野菜作りの第一歩です。

良い土ができていれば、どんどん根は伸びておいしい野菜が育ちます。

なので、ここはしっかりと手を抜かずに頑張りましょう!

難しく感じるかもしれませんが、慣れてくればどんどん楽しくなってハマってしまいますよ。

おいしい野菜を楽しく育てられた時の喜びはなにものにも変えられません。

是非自分の好きな野菜を大事に育ててみましょう!

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