ごみを減らして家庭菜園で収穫を楽しむ!そんな、環境に負担をかけない生活ができたら理想的ですね!家庭で出てしまうゴミで困ってしまうのは生ごみ。夏場は腐って臭いも出るし、やり場に困るものです。今回は、これを使って家庭で堆肥を作る方法をご紹介します。準備さえ出来てしまえば管理は簡単で、ずっと家庭菜園で使えますのでさっそくトライしてみましょう!
生ごみ堆肥をベランダで作る方法!
生ごみは、処理機やコンポストを使って堆肥にすることができます。生ごみ処理機や、段ボールコンポスト、みみずコンポストなど。ベランダでも使える、省スペースなものがオススメです。それぞれ必要な準備も違いますので、一つづつ一緒に確認していきましょう。生ごみ処理機
最も手軽で衛生的な方法が、市販されている生ごみ処理機を使う方法です。電気式やバイオ式がありますが、堆肥にするならバイオ式です。微生物の力を借りて生ごみを分解します。生ごみは、5時間~24時間ほどで分解され、一定の量がたまってきたら堆肥を取りだします。自治体によっては、設置の補助金も出るので、ぜひ調べてみましょう。![]() |
段ボールコンポスト
費用がかからない方法としては、段ボールコンポストがあります。微生物の力を借りて、生ごみを分解します。段ボール(タテ30×ヨコ45×高さ30cm)を用意し、隙間をガムテープでふさぎます。さらに、下敷き用の段ボールを入れます。市販のピートモス、くんたんを、3対2(15Lと10L)の割合で段ボールに詰めよく混ぜます。段ボールの下に、通気が良くなるよう5cm程度の底上げをします。上から、フタとしていらなくなったバスタオル等をかけましょう。後は、水を切った生ごみを入れるだけです。温度が上がってくればOKです。使わない時も、毎日かきまぜましょう。市販のセットも比較的安価で売っていますので、こちらを利用するのも良いですね。![]() |
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<段ボールコンポストの作り方(帯広市>
みみずコンポスト
みみずの力を借りて生ごみを堆肥にする方法です。みみずの体内を通ったフンは、微生物の量が何倍にも増える為、堆肥として理想的です。ちょっと気持ち悪い、と思われがちですが、堆肥作りとしては一番オススメの方法がこの「みみずコンポスト」です。準備するもの
ベニヤ板で、タテ60×ヨコ60×高さ20cmの箱を作ります。そして箱の底に、1cm程度の穴をあけます。12か所以上はあけておきましょう。みみずは、シマミミズを500匹程度用意します。通販などで専門の業者から購入します。釣り餌用のみみずもシマミミズならOKです。コンポストの作り方
みみずの寝床となる湿った詰め物を、2kg程度用意します。段ボールなら1~2cm幅に。新聞紙なら、2~3cmの帯に切って箱に詰めます。カラー印刷の部分は避けましょう。詰めものを入れた箱にみみずを加えます。箱の上にはビニール袋をかぶせておきましょう。あとは、生ごみを入れます。詰め物が減ってきたら足してください。注意点と堆肥の取り出し方
最初は処理が遅いかもしれません。しかし、みみずは繁殖力が高いので、半年から一年ほどで5倍~10倍になります。時間が経てば処理も格段に早くなりますので、少し様子を見ましょう。堆肥を取り出すには、夜間、箱の中身をビニールシートに出し太陽の光をあてます。みみずは、光から逃げようとして土に潜るので、表面から堆肥を取っていきます。最後に、残ったみみずを箱に返しましょう。
まとめ
生ごみを家庭で処理するには、処理機やコンポストが便利です。手軽さでいえば、処理機ですが、より自然に近い形では、コンポストがオススメです。生ごみが分解されると、微生物の働きが見えて、ちょっと嬉しくなるかもしれませんね。⇒生ごみには新聞紙で臭い対策!併用すると効果UPの対策5選!
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