脂肪燃焼のため、ダイエットのためにジョギングをして、いざ体脂肪測定。
「おかしい、体脂肪が増えている!頑張っているのに効果は無かったのか!?」
なんて悩みを抱えてる人も実は多いんです。
でも実は、多くの人がダイエットを挫折してしまう、ある勘違いかもしれません!
せっかくジョギングをしても効果が出ていないように感じてしまったらやる気も下がる一方です。
そこで今回は、どうしてジョギングを続けているのに体脂肪が増加して見えてしまうのか、また正しい体脂肪測定器の使用方法についてご紹介していきます。
目次
ジョギングをしているのに体脂肪が増えるワケ
しっかりとダイエットを続けているはずなのに、体脂肪が減っていない、むしろ増えているという場合、それは体脂肪計の使用方法に問題があるのかもしれません。体脂肪率に誤差が出てしまう理由
体脂肪測定はいつも同じ時間に行っていますか?体脂肪を測定する上で重要な事は、できる限り同じ時間、同じタイミングで測定するということです。
体脂肪率に大きな影響を与えるのは、身体の中にある水分です。
体の水分量は一日の中でも大きく変わります。
食事の前後やトイレのタイミング等も大きく関係してきますので、測定時間にバラツキがあると正しい数値は測定できません。
しっかりと効果を記録する為に、お風呂の前や、寝る前等、自分で決めた時間に体脂肪率の測定を行いましょう。
体脂肪率の誤差が大きくなってしまう時間
朝起きたばかりは、測定の誤差が大きくなってしまうタイミングです。睡眠中は発汗が起こっているため、体脂肪率は高く出る傾向があります。
そして夜に食べたもの、飲んだものがどの程度消化されているか等も関係してくるため、正しい測定が難しいタイミングになります。
水分と体脂肪率の関係って何?
体脂肪率の測定結果には水分が関係するのはどういうことなのでしょうか。それは体脂肪計の仕組みが関わってきます。
一般的に使用されている体脂肪計はインピーダンス方式という方法で体脂肪率を測定しています。
体重計のようなものに乗ったり、棒を手で握ったりして測定しますが、この時、測定している身体には微弱な電流を流しているのです。
その電流の跳ね返りの反応が脂肪率という結果となって現れます。
水と油の性質を利用し、水は電気を通し、脂肪は電気を通さないという性質から結果が出るため、水分量によって体脂肪率が変化してしまうのです。
実際の体内の脂肪量を測定している結果ではありませんので、参考程度にとどめておきましょう。
ダイエットの効果をその値だけで決めるのは、精神衛生上にも良くないので、やめておきましょう。
ジョギングの効果は出ているのか?
体脂肪率を測定しても、測定条件により誤差が出てしまいます。そうすると、効果が目に見えないので、ジョギングの効果は出ているのか不安になってしまいます。
しかし、ジョギングの継続により得られる効果が絶大であり、努力することで必ず効果は身体に現れます。
ジョギングの効果とは、基礎代謝や内臓脂肪の減少などのダイエット効果はもちろん、健康の維持・向上にも効果を発揮します。
健康の維持向上として、心肺機能や免疫力の向上、ストレス解消や血行促進など、書ききれないほどの効果が得られます。
そして、デトックス効果もある為、女性には嬉しい美肌効果もあるのです。
しかし、残念ながらジョギングはすぐに効果の出る運動ではありません。
だからこそ、体脂肪率を図ってみるなど目に見える効果を期待してしまいがちになります。
ジョギングの効果が出るまでには3カ月は必要だと思ってください。
ジョギングはダイエットにはとても向いている有酸素運動です。
頑張って継続している効果はちゃんと出ていますよ!
まとめ
体脂肪率が増えているからといって、決して脂肪が増えている訳ではないのです!その結果だけで一喜一憂して、ジョギングに見切りをつけるのは非常にもったいないです。
ジョギングは継続することで効果が出る運動です。
数値だけを見ずに、徐々に身体に起こる変化を楽しんで、ダイエットの継続をしていきましょう!
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