ダイエットをするのであれば、効率よく痩せたいですよね!
でも、脂肪は減らしたいけど、筋肉も減ってしまったらダイエットの意味がなくなってしまいます。
効率よく脂肪だけを燃焼させるには空腹時と食後のどちらに脂肪燃焼効果があるのでしょうか。
今回は、運動を空腹時に行った場合の脂肪燃焼効果や、空腹時の運動によって筋肉までもが分解されてしまうのかというところをご紹介致します。
目次
空腹時の運動による脂肪燃焼効果は高いのか?
脂肪燃焼させるための運動といえば有酸素運動です。有酸素運動のメリットとは?
有酸素運動にはそのほかにも体内サイクルのスピードアップや、ストレス解消、また、カロリー消費増加など嬉しい効果が期待できます。しかし、有酸素運動の効果が表れるのは運動開始後20分からであり、最低でも30分の運動の継続が好ましいです。
空腹時の有酸素運動にはどんな効果が?
そこで注目したいのが空腹時の運動です。有酸素運動による脂肪燃焼が20分後から開始される理由には、先に体内のブドウ糖を消費するのに20分かかるためです。
しかし、空腹時には体内のブドウ糖が減っている状態であり、運動開始後すぐに有酸素運動の効果を得ることができます。
でも注意点としては、食前の運動というのは身体には大きな負担となるという事。
運動といってもウォーキング程度の軽い運動が望ましいでしょう。
空腹時の運動で筋肉も分解される?
空腹時の運動と、筋肉の分解についてみていきましょう。結論から述べると、空腹時の運動によって、筋肉の分解が起こるというのは十分にあり得ます!
空腹時にどんな運動をすると筋肉が減ってしまう?
空腹時には有酸素運動などを行うことは脂肪燃焼に効果があり、ダイエットに効果的なことが分かりました。でもそれは、軽い運動をする場合の話です。
空腹時に筋トレなどの無酸素運動を行った場合は筋肉が減ってしまう事があるんです。
その理由として、有酸素運動などではエネルギーとして脂肪を燃焼させることでエネルギーを確保できますが、筋トレ等の負荷の大きい運動では脂肪の燃焼によるエネルギーでは間に合わなくなります。
燃焼させるものが無くなると・・・?
そうすると身体にあるブドウ糖に変わる物質を、燃焼させようとするのです。空腹時にはブドウ糖は体内にあまり残されていません。
そんな時に筋トレを行った場合、なんと筋肉を分解してエネルギーに変えるという変化が生じます。
空腹時に激しい運動を行うと筋肉が分解されてしまうのです。
筋肉の分解を防ぐ対策
筋肉の分解を防ぐには、空腹時は筋トレ等の激しい運動を避けることです。どうしても空腹時になってしまうと言う人は、運動前に何か少しのものを食べましょう。
たくさん食べて満腹になっている状態でも、消化にエネルギーを使うため、質の良い運動はできなくなります。
なので、筋トレ等の激しい運動の前には、少量のものを食べてからが一番効果的という事ですね!
まとめ
空腹時に運動を行うにしても、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動ならダイエットに効果的な運動ができます。しかし、筋トレなどの無酸素運動を空腹時に行ってしまうと、筋肉まで燃やしてしまう事があるので注意です。
ダイエットを目的とするのか、筋肉を大きくすることを目的とするのかで運動のタイミングや内容を変える必要があるのです。
逆に言うと、運動の内容、タイミングを工夫する事で理想の身体を手に入れる事ができます。
運動の前には食事には気を付けておくと、効果的なダイエットができますよ!
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