米食べないダイエットは逆効果!便秘や体臭の原因にも！

ダイエットには様々な方法があります。特に最近は、炭水化物等の特定の物を食べない系ダイエットが人気で、「効果あり」「絶対に痩せます」と痩せた人の参考意見もたくさんみられます。しかし、大抵良い事ばかりが書いてありますが、食べない系ダイエットには実は隠れたデメリットがある事を忘れてはいけません。今回はダイエットに効果ありといわれている米を食べないダイエットにはどのようなデメリットがあるのかを検証します。

お米を食べないダイエットはやせるのか

お米を食べないダイエットは効果があるという人はたくさんいます。実際に実践している周りの人に聞いても、はじめてすぐ効果が目に見えるとのコメントが多く、とても魅力的なダイエット法である事は間違いないですね。科学的にも、炭水化物は体の中で糖に変わる為、太りやすい食材である事は間違いありません。なので、ダイエットとして良いか悪いかはさておき、お米を食べないことで痩せるというのは確かです。ですが、米食べないダイエットの経験者に聞くと、リバウンドしやすいというダイエットには致命的なデメリットがある他、様々なデメリットがあるようです。それでは、どのようなデメリットがあるのか、そのデメリットが納得のいくものなのかを皆さんと一緒に考えていきましょう。

デメリット ①脳が動かない

炭水化物を断つことで起きる最大のデメリットがこれです。まず脳を動かす為には必ず、炭水化物から体の中で生成されるブドウ糖が必要です。このブドウ糖は体を動かすためのエネルギー源となっているためこれが無いと脳の働きが劣化します。

脳への栄養を軽く考えてはダメ！

よく使われる言葉ですが「頭を使うと甘いものが欲しくなる」というのはこのように医学的にも証明できるため本当のことでもあるのです。このように脳が働かなくなってしまうと、連動して集中力低下・判断力低下・基礎代謝低下が発生してしまいます。脳の働きの低下は様々な健康被害として症状が出てきます。まず集中力低下は仕事のミスや普段の行動のミスが増えることになり、判断力の低下は間違った判断を増やすことに繋がり大変なことになる可能性があります。

米を食べないと逆に太りやすくなる！？

基礎代謝の低下は炭水化物抜きダイエットを続けると最悪半分まで落ちるとさえ言われています。このことで肌荒れや老化が起こりやすくなり肌にダメージが発生するでしょう。この基礎代謝の低下はダイエットしている方にとって一番の問題である太りやすい状態を作り上げてしまいます。普段と同じだけ動いているはずなのに消費カロリーが少なくなってしまう状態になると一気に痩せにくくなります。さらに脳に栄養が足りていないと、飢餓状態になってしまい少しの量を食べるだけで太りやすい体質へと変化してしまいます。この連鎖にはまってしまうとさらに食べる量が減るようになり、最悪拒食症になる危険性があります。

デメリット ②筋力低下

まずお米を食べないことでブドウ糖が不足します。このブドウ糖の不足をどこで補うのかというと、実は筋肉を分解したアミノ酸で補います。つまり脂肪ではなく筋肉から落ちるのです。最初にお米を食べないダイエットはやり始めは痩せると言ったのはここが原因です、つまり筋肉が落ちるので体重が減少するということですね。脂肪はほとんど落ちません。このことによるデメリットは非常に大きく、まずスタイルが崩れるので体系維持ができません、次に筋肉が落ちたため総合的な体力も低下して動きにくくなってしまうでしょう。非常に体に悪いことが解ると思います。

デメリット ③便秘になる

女性の天敵である便秘ですが、お米を食べないことでその便秘が悪化することがあります。お米の中には食物繊維と水分が含まれているのですが、お米を抜くことでその両方が無くなってしまいます。野菜などで補おうとする人もいるのですが、そのためにはかなりの量の野菜を摂取する必要があり実質的には不可能でしょう。このように食物繊維や水分が不足してしまうと便が出にくくなってしまいどうしても便秘になりやすくなってしまいます。便秘そのものはお察しの通りダイエットの敵ですし、健康の敵です。回避できるなら回避したほうがいいですね。

デメリット ④口臭や汗が臭くなる

これもなかなかに重たいデメリットと言えるのではないでしょうか。炭水化物が摂取されないと体臭が悪化して悪臭となります。一見するとなぜそうなるのかわからないと思いますが、これにもちゃんとした根拠があります。まず前述した「筋力低下」についてお伝えしましたが、これと同じように体内の糖不足を補うために筋力の他にも脂肪を分解してエネルギーに変えます。この脂肪を分解するときにケトン臭というものが発生するのです。これが悪臭のもととなります。このケトン臭はワキガのもととなっており、口臭や汗のにおいまで悪化させてしまいます。これは本人以外への害となるため見過ごしていいものではありません。

それでもご飯を食べると太りそう、という時は？

ご飯を食べないダイエットはやはり体に悪いようです。ならばお米をいつも通り食べながら効率よくダイエットしたいものですよね。そんな時はご飯に雑穀や麦を混ぜる事で、普段の食生活では不足しがちな食物繊維を取る事ができますのでオススメです。他にもご飯を良く噛んで食べると満腹感も得られますし、ご飯を食べる前にサラダなどの野菜を先に食べる、一杯のお茶を飲むだけでも食べ過ぎを防ぐ事ができます。

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まとめ

今回はお米を食べないダイエットについてどのようなデメリットがあるのかを詳しくお伝えしました。筋力が低下するため、最初は効果があるように見えますが後のデメリットがかなりきついものとなるためできる限り行わないほうがいいダイエットであるとおもいます。

たしかに痩せることは大切かも知れませんが、それが健康や己の体の機能と引き換えであっては元も子もありません。ダイエットをしようと決断した時は、まずデメリットがどのようなものがあるのかを知ることが大切です。負担が大きすぎるものは選ばないようにしましょうね。