歯磨きしないとどうなる?1日サボると虫歯、口臭のリスク大!

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幼い頃から「歯磨きは毎日しましょう!」と言われてきましたよね。多くの方は歯磨きの大切さをいろんな方々に教え込まれているので、毎日歯を磨くのが習慣となっている人はたくさんいます。

でもこうゆう習慣だからこそ、めんどくさくなってしまう時ってありますよね。歯を磨く前に眠たくなってしまったり、どうしても「歯磨きしたくない!めんどくさい!」って時、大人でもあるものです。

では一日歯磨きをサボると、どうなってしまうのでしょう?なんとなく、口臭がひどくなりそうとか、虫歯になる可能性が高まりそうとは思うけれど本当のリスクはどの程度なのか気になりますよね。そこで今回は、一日歯磨きをしないことに対するリスクを調べてみましたので、ご紹介します。さらにどうしても磨けない時の対策もご紹介致します!

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歯磨きを1日でもしないとどうなるのか?

歯磨きは日常生活の基本として日本人には浸透するようになっており、日本人の9割以上が毎日歯磨きし、7割以上が一日に2回以上歯磨きをすると言われております。幼い頃に現代の人たちは間違いなく「歯磨きをちゃんとしないと虫歯になる」とか「歯磨きをちゃんとしないとバイキンが繁殖する」なんてことを言われて育ってきているはずです。そこで今回は、逆に磨かなかったらどうなるのかを詳しく解説していきます。

歯磨きを1回減らすだけでバクテリアの繁殖が盛んになる!

アメリカの医師の話では一回歯磨きをしなかっただけでも、バクテリアの繁殖が盛んになって歯垢となってしまう、と注意がされています。歯垢が溜まってしまうと、結果的に虫歯や歯ぐきの病気になるリスクが高くなってしまいます。毎日の歯磨きは日本だけの教育では無かったんですね。

例えば歯磨きを1日二回している方は二回目の歯磨きの前に、舌で歯茎に沿って歯をなぞってみて下さい。その時にざらつきや粘つきを感じることがあった場合それは歯垢なので、取り除く必要があります。

歯垢を放っておくと歯石ができてしまう!

この歯垢が除去されないとバクテリアが歯を侵食し始めるようになって、さらにこの歯垢が長い時間同じ場所に留まることになると、歯垢が歯石という固いものになります。歯垢は聞いたことが無くても歯石は間違いなく皆さんも聞いたことがあるでしょう。これはいわゆる「歯と歯の間にある、硬くて黄色いざらざらしたもの」で皆さん歯ブラシや歯磨き粉のCMで見たことがあるのではないでしょうか。

歯石を甘くみると大変な事に!

この歯石は虫歯の原因であるバクテリアの巣のようなもので、歯垢より固く、一度出来てしまうと普通の歯磨きでは取れないものになってしまいます。さらに、歯茎の腫れを引き起こして出血させる恐れもあるので、ここからさらに悪化すると最悪の場合、歯を抜く必要性が出てきます。一日歯磨きをしないだけでも、虫歯や歯周病のリスクは高まってしまうので、やはり毎日の歯磨きは大切です。

口臭が間違いなくひどくなる

人によっては、歯磨きの理由は口臭予防がメインとなっている人もいるかもしれません。では一日磨かないと口臭はどうなるかというと、やはりサボってしまうと口臭は悪化してしまいます。

歯磨きを一日しないだけでなぜ口臭が?

口臭が発生する原因は色々とありますが、歯の上に薄いバクテリアの層ができてしまうと口臭の原因になってしまうので、きちんと食べ物のカスなどは歯磨きをして取り除きバクテリアの繁殖を防ぐ必要があるのです。しかし、歯磨きをさぼると口の中に残ったカスが除去されにくくなるのでバクテリアが繁殖する確率が高まります。

虫歯や歯周病はひどい口臭の元に!?

虫歯になってしまうと歯に穴が空いて悪臭が出るようになります。医学的に説明すると歯に穴が空いて歯の神経である歯髄が腐り始めて、歯の根の部分に細菌が溜まって膿が生じるようになるので、この膿が非常に嫌なにおいを発するようになるのです。また、歯周病になってしまう確率も放置すると上がるので、歯周病になってしまった場合も口臭が悪化すると考えたほうがいいですね。

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歯磨きを毎日するのにはちゃんと理由があった!

昔から教わってきた毎日の歯磨き、理由はしっかり教えてもらわなかった方もいるかと思いますが、先人の知恵をちゃんと調べてみたところ、ちゃんとした理由がありましたので、こちらもご紹介致します。

一回の歯磨きで全部は磨けない

1日歯を磨かないリスクとして大きいのは歯石が増えて虫歯になりやすくなってしまうということでしたが、1日くらいなら大丈夫だろうと考える人がいるのは事実です。しかし、一回の歯磨きで人間は歯を完璧に磨けるわけではありません。必ずどこかに磨き残しが発生します。そのため、1日ロスした場合、前回の磨き残しの箇所でバクテリアが増えてしまい、虫歯の発生リスクはグンと高まってしまいます。

歯垢が石灰化すると2日で歯石になる

先ほど歯垢についてちょっと触れましたが、この歯垢は放置してしまうと歯にくっついたまま蓄積されるようになり、唾液の中にあるカルシウムと反応して石灰化します。石灰化すると2日間で歯石となって硬くなってしまうので通常の歯磨きでは除去できなくなるでしょう。この歯石によって先ほど説明したとおり歯のトラブルが多発するようになるので歯磨きを1日抜くのは間違いなく歯石を多発する要因になるので危険です。

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どうしても歯磨きが出来ない!そんな時はどうしたらいい?

旅行先に歯磨きセットを忘れちゃった時など、出先でどうしても歯磨きが出来ない時ってありますよね。そんな時は応急処置で虫歯のリスクや口臭を少しでも軽減させてあげましょう。

うがいで口の中を少しでもキレイにしてあげる!

まずは口の中の食べ物のカスを流す為のうがい。これは応急処置ですが、とても効果がある方法です。喉の奥でガラガラするやつではなく、口に水を含んでぶくぶくうがいが効果があります。この時、歯と歯の間に水を流すように意識してあげると、カスを流しやすくなります。

唾液をしっかり出してあげる!

唾液にはとても優秀な殺菌効果があります。虫歯予防にもなりますし、口臭予防の効果もあるんです。なので、唾液をしっかり出してあげる為にガムを噛んだりすると、これも応急処置になります。この時、ガムはキシリトール配合のモノを選びましょう。ほんのり甘い味が唾液分泌を促進させてくれます。ガムも無い!なんてときは耳の下の顎の付け根あたりをマッサージしてあげましょう。このあたりを刺激する事で唾液分泌を促してくれます。

あくまで応急処置!できるだけ早くちゃんとした歯磨きを!

上記の方法はあくまで応急処置で、しっかりと歯の汚れを取るものでは無い!という事だけは覚えておいてください。サボってしまったらその分だけ確実に虫歯に近づいてしまいます。出来るだけ早めにちゃんとした歯磨きの時間を作ってあげましょうね!

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まとめ

今回は、歯磨きをしないことに対するリスクはどの程度のものなのかを調べてお伝えしました。歯磨きを一日しないだけでも、虫歯や歯周病になる確率は間違いなく高まり、バクテリアが原因で口臭が悪化する可能性も高いということが分かりましたね。そのため、口臭予防を含めて歯を磨くというのはいたって正論で、虫歯以外にも口臭を気にしている方はきちんと1日2回は歯を磨くようにしてくださいね。

今回は応急処置もご紹介しましたが、歯の汚れは蓄積してしまいますので、あまり頼りすぎないようにして下さいね。やっぱり毎日の歯磨きをするのがベストで、どうしようもない時でもなるべく時間を空けずに歯磨きをしてあげましょう。

最後になりましたが、「歯は臓器」という言葉もあります。それだけ人が生きて行く上で歯は大事なんです。そのあたりもしっかり頭において、今ある歯を大事にしてあげましょうね!

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