気付いたら内出血している!こんなところに青あざが!
ぶつけてもいないのに内出血の跡を見つけると病気なのかな?と不安になることもありますよね?人間の身体には、たくさんの血管が張り巡らされており、その太さは大小様々です。中でも切れやすいのは細い毛細血管で、実は重いものを持ったり、バッグを肘に掛けたりするだけで切れてしまうくらい繊細なものなんです。それを聞くと、普段の生活もビクビクしてしまいそうですが、毛細血管は切れることと同時に修復を常に行っており、普通はすぐに治る為そこまで心配はいりません。でも、あまり血管が切れやすいのは何か理由があるのかもしれません。今回は血管がなぜ切れてしまうのか?どんな時に注意すべきなのかをお伝えしていきます!
目次
血管が切れるのはなぜ?これは病気なの?
血管が切れやすいといっても様々な理由があります。普段の生活で気をつけておけば良い事や、病気の可能性もあります。まずはどんなケースがあるのかを知っておきましょう。体質によるもの
まず、血管が切れやすいという理由の一つに体質というものがあげられます。その場合は血管が切れやすいという遺伝的な要素であるため、残念ながら解決策はありません。しかし、血管が切れやすいということを分かっていれば、ぶつけないように注意をすることができますし、血管に良いとされる食べものを摂取するなどの対策を自分で行うことができます。普段の生活週間によるもの(栄養不足、ストレス等)
栄養の偏りも一つの理由です。栄養バランスというのは血管にとっても大切な事であり、栄養が偏っていると血管は切れやすくなってしまいます。そして、ストレスも血管には大敵となります。仕事やなどで過度なストレスが身体にかかってしまうと、血管は切れやすくなってしまいます。病気によるもの
病的なものには紫斑病というものがあります。紫斑病とは、身体の中での血をせき止める働きが何らかの理由でうまく機能していない状態です。症状としては、あざのようなものが出やすい状態で、時には血が止まりにくくなる等があげられます。紫斑病の中には、アレルギー性のものや、血友病や血小板減少症などの様々なものが含まれます。頻繁にあざができてしまう等、心配があれば病院を受診してみましょう。血管がすぐに切れてしまうのを改善する方法
自分の血管をもっと丈夫にしたい!普段の生活を健康に過ごす為に、やっぱりそう思いますよね。普段の生活習慣を少し変えるだけでも、改善出来る事があるので、早速実践してみましょう!食べる物に気を使う
まずは食生活を見直してみましょう。近年の日本では魚離れが目立っており、メディアでも取り立たされていますね。しかし、魚こそが血管を丈夫にしてくれるのです。血管の中にコレステロールが溜まってしまうことを高脂血症といいますが、そうなってしまうと、血管はカチカチで切れやすくなります、そのコレステロールを減少させてくれるのが魚です。また、キノコやわかめなどもコレステロール減少には欠かせません。ビタミン類や葉酸といった栄養素も必要となるため、栄養が偏らないような食事を摂取しましょう。ストレスを溜めない方法を考える
ストレスは少しづつ蓄積されていくもので、気づかない間に体を蝕んでしまいます。なので、すぐにでもできるストレス発散法を見つけてみましょう。例えば、有酸素運動はストレス解消にも効果的であるため、ストレス解消や丈夫な血管つくり、身体づくりのためにもいいですね。歌が好きな方であれば、ドライブや一人カラオケ等で大声で歌ってみましょう。大声を出す事は、普段押し殺してしまっている自分をさらけ出す、という意味でも、心理学的に認められているストレス発散方法です。自分に合ったストレス解消法を探してみましょうね!こんな時には病院を受診したほうがいいかも!
血管が切れたわけではないけど、なんだか足の血管が浮き出ていて心配だという方はいませんか?それは下肢静脈瘤といって、悪化すると血管が切れてしまうこともあります。そのまま放置していると心臓に帰れない血液が足に溜まってしまい、足のかゆみや色の変色、足がつったり、ひどい時には血管も切れてしまいますし、さらには血栓症といって命に関わるような病気に発展しかねません。血管が盛り上がっている以外にも、クモの巣のように赤紫色の血管が浮き出てしまっている方も下肢静脈瘤となりますので、そのような方は病院を受診されたほうがよいかもしれません。内科、外科というよりは血管外科が下肢静脈瘤の専門の診療科となりますので、受診の際には血管外科がよいでしょう。まとめ
自分の血管を守ることができるのは自分だけなのです。体質、栄養、ストレスや病気など血管が切れることには様々な理由があるという点についておわかりいただけたかと思います。改善できる事があれば改善し、丈夫な血管を手に入れましょう。不安な事があればお医者さんに相談しておくと安心できます。少しでも気になる事があれば、病院で色々聞いてみましょうね!⇒血管を強化する食品と栄養素は?食事への取り入れ方は?
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