味覚障害の原因はストレスかも?こんな治療法が効果あり!

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味覚障害と聞いても意味は分かるけど身近にいないしなったこともないという方がほとんどかもしれません。しかしこの味覚障害はここ十数年の間に急激に増えていることが分かっております。

味覚を失うなんて食べる喜びを失うことと同義、こんなの耐えることができません!今回は味覚障害の原因がストレスなのか、他の原因はどんな原因があるのか、治療法はどのようなものがあるのかを詳しくお伝えしていきたいと思います。

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味覚障害の原因はストレス?チェックしてみよう!

味覚障害の原因は様々なものがあるため、ここでは一つずつ紹介していきたいと思います。では下記をご覧ください。

ストレスやうつ病でメンタル的に味覚がおかしくなる

異常なまでのストレスやうつ病で味覚障害になることがあります。異常なストレスが加わると、舌苔(ぜったい【舌の上の白くなっているもの】)の層が厚くなってしまい、味覚障害となってしまうのです。

またそれ以外にも心因的な要素は味覚に影響を与えやすく、すべてのものが苦く感じてしまったり、甘味をまったく感じなくなってしまったり、酷い時には、何を食べても砂を食べているように味を感じなくなるという事もあります。

そんな時の治療法としては、やはりストレスから遠ざからなくてはなりません。今は社会的にもかなり理解がありますので、軽い気持ちで一度カウンセリングを受けてみるのもいいかもしれません。

風邪や火傷による一時的なもの

風邪になると舌の表面についている舌苔(ぜったい)が厚くなってしまい味を感じにくくなることがあります。この状態になると一時的に味覚障害が発生してしまいます。また、舌の火傷やウイルス感染による舌苔の炎症でも一時的な味覚障害が発生します。

それ以外にも風邪によって鼻づまりになると味がわかり難くなることもあります。あくまで一時的なものであるため他の味覚障害と比べてもリスクは少ないです。こんな時は風邪が治るまで少し様子を見てみましょう。

味蕾が減少または機能低下したため

舌や喉の奥に味蕾という味を感じてくれる部分があります。この部分が味を感じるとそれを脳に伝えて「甘い」「辛い」といったものが分かるようになるのです。

ですが、この味蕾は辛いものを食べ過ぎたり濃い物を食べ過ぎることで破壊されることがあります。濃い味や辛い味は刺激となって味蕾を破壊してしまうため、辛いもの好きな人や濃い味が好きな人は要注意です。

また年をとることで、この味蕾は機能低下して減少していくため味を感じにくくなってしまうこともあります。ただこの場合は徐々に減少していく事が多い為、味覚障害になっている事自体気づかない事が多いです。

唾液がでにくくなったため

唾液には味の成分を溶かして味蕾に運搬する役割と味蕾細胞を保護する機能があるのですが、唾液が減ることで味蕾に味の成分が運搬されなくなり、味蕾が減少しやすくなってしまいます。

加齢によっても唾液はでにくくなるのですが、唾液がでにくくなる病気もあるため、急に味がおかしくなったな。おかしいな?と思ったらお医者さんに相談してみましょう。

味覚をつかさどる脳に問題があるため

非常に大きな問題ですが、脳出血や脳腫瘍などの脳の病気があると、味覚中枢にダメージを受ける可能性があります。これは非常に稀なケースと言われてはおりますが、確率は0ではなく、もしそうであれば症状も深刻になる為、注意が必要です。これは急激な症状になる為、家族や周りの人が「急に味がおかしくなった」と言い始めたら、こちらもすぐにお医者さんに相談して下さい!

亜鉛不足

何度か出てきている味蕾は1ヶ月周期で生まれ変わっているのですが、亜鉛が不足すると味蕾ができなくなってしまいます。この亜鉛不足になる原因にはタバコの吸いすぎやアルコールの飲みすぎ、ミネラルやビタミンの不足、抗生剤や抗アレルギー剤などの長期服用などがあります。

この亜鉛不足が味覚障害の原因となっているケースは多く、亜鉛不足を解消することで7割の患者が回復したと言われています。もし、風邪でもなんでもないのに味覚が変わったと思ったら亜鉛を摂取してみるといいかもしれませんね。

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味覚障害とはどうなること?

味覚障害とは具体的にどのような症状が出るのかを最初にお伝えします。具体的な症状は下記です。
・濃い味ならわかるけど薄いものだとわからなくなる
・味を濃くしても全くわからなくなる
・何も食べていないのになぜか味を感じる
・食べるものすべてがまずいと感じる
・甘味のみとか塩味のみとか特定の味がわからなくなる
・舌の右では味がわかるが左では感じないけど、左右のいずれかのみ味が分からなくなる
・甘いものを苦いと感じたり味の錯覚が起きる


味覚による障害はこのようにかなりの種類がありますが、一番多いのは薄味を感じなくなるパターンです。これが味覚障害を発症した人の約7割といわれております。その次に多い症状が、何も食べていないのに味を感じるようになる味覚障害となります。

味覚は基本的に甘味、塩味、酸味、苦味+旨味と考えられていますが、それらがわからなくなったり薄味を感じなくなるのははっきり言って怖いですよね。それでは味覚障害になってしまった!と思った時の治療法について知っておきましょう!

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味覚障害になってしまった場合の治療法は?何科を受診する?

味覚障害の治療法はまず、耳鼻咽頭科にいくことが正解です。しかし症状が軽い場合には、ストレス解消や亜鉛の摂取を行って自主的に原因を解決するのもいい方法かもしれません。もちろん、味覚が全くないレベルの症状まで進んでいた場合、もしくは昨日までおかしくなかったのに急に味覚がおかしくなった、という時にはすぐに病院にいってください!

なんだかんだいっても、一番は専門の医師に相談しながら治療を受けることが重要です!そのため症状がはっきりした場合は必ず病院に行きましょう。また、治療期間の目安は3ヶ月と言われております。早めの受診をする事で不安も無くなりますし、早く治りますので、気軽にお医者さんに相談してみましょうね!

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まとめ

今回は味覚障害について、原因と治療方法を詳しくお伝えしてまいりました。食べることが趣味の人にとって味覚障害は致命的な病と言っていいでしょう。生きる意味の喪失といっても過言ではないかもしれません。

そうならないためにも味覚障害が発生しないように、ストレス・亜鉛不足・刺激物の摂りすぎに気を付けましょう。特に亜鉛不足を解消することで多くの味覚障害患者が治っていることは注目ポイントです。あれ?おかしいな?と思ったら、まずは亜鉛を摂取してみましょう。今ではサプリでも気軽に摂取できますよ!

味覚障害の原因を知っておくことも大切ですが、徐々に起きたものなのか、急激に症状が出たのかがとても大事です。明らかに味がおかしい!と感じた時はすぐに専門のお医者さんに相談しましょうね!受診するのは耳鼻咽頭科ですよ!

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