カレーの隠し味にコンソメ!入れるタイミングと注意点は?


「いつも通り作ったはずなのに、なんだかカレーの味が物足りない…」という時、ありませんか?そんな時、隠し味にオススメなのが「コンソメ」です!どのご家庭にもあってスープやポトフを作るときに使われるコンソメですが、家庭料理で大人気のカレーに隠し味として活躍させられたら、料理の幅も広がると思いませんか?今回は、カレーの隠し味にぴったりのコンソメについて、ご紹介します。

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カレーの隠し味には、コンソメ!

「このカレー、何か物足りない…お肉も入れたし、よく炒めたはずなのにどうして?」何回も作っていると、こんな風に思う事ありますよね?そんな時には、隠し味に「コンソメ」を使ってみてください。市販のコンソメには、旨みが加わる成分がたっぷり!手間をかけずに美味しくできますよ!

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カレーにコンソメを入れる事で何が?コクをプラスする事が出来る!

カレーのいい匂いは食欲をそそりますよね。具材にも火が通って、あとは最後の味見だけ…そんな時に突然訪れる、謎の「いい匂いだしまずくもないが、これじゃない」感じ。自分でスパイスをブレンドしたりカレー缶を使ったりして、市販のルウを使わずに本格的なカレー作りに挑戦したことがある方なら、なおさら身に覚えがあるかもしれません。

カレーに限らず、「何かが足りない」と感じるとき、多くの原因は「コクがない」ことにあります。味が表面的で、どことなく薄っぺらいような感じがしませんか?

そんな時、隠し味にコンソメを入れると、その「コク」が加わり、美味しくなるのです。市販のコンソメには、旨味のもととなる成分がたっぷり含まれています。隠し味としてコンソメを加えると、元の料理に「コク」をプラスしてくれるのです。

そもそも「コク」って、なんのこと?

今回のテーマであるカレーだけでなく、シチュー、ビール、ラーメンのスープ、コーヒーなどでも「コクがある」ものが美味しいとされていることが多いです。コンソメに限らず、鶏ガラスープのもとや乾燥だしのパッケージにも「コク」について書かれていることがありますが、この「コク」って一体何なのか、説明のしようがないと思われる方も多いのではないでしょうか。

逆に「コクがない食べ物」というのは、たとえばしょっぱいだけの煮物や、だしを入れずに作った味噌汁のようなものです。「味はあるけど、何か足りない」感じがしませんか?

「味」の基本は、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味と言われます。この5種類の味のひとつだけが際立っても「コク」は感じられません。調理によって何種類かの味が混ざり合うことでバランスよく感じられる状態になっていると、その料理に「コク」が出る、とされています。

コンソメでコクが増す!その理由は?

では、なぜコンソメをカレーに入れるとコクが出るのでしょうか。ルウを使ってカレーを作る場合には、先ほどの5種類の味が調整された状態で入っています。ところが、スパイスを選ぶところからカレーを作る場合には、自分の選んだ材料だけでその5種類の味のバランスを整える必要があります。慣れないうちはなかなか苦戦するはずです。この手間を、コンソメが補ってくれます。

代表的なコンソメ(味の素KK)に含まれる原材料を見てみましょう。野菜・牛肉・鶏肉・酵母などのエキスや、果糖、アミノ酸等の調味料、酸味料などが含まれています。野菜とソーセージにコンソメさえ入れればそれだけで野菜スープができるように調整されているので、食塩・砂糖・しょう油なども含まれています。ちなみに一番多いのは食塩です。

コンソメを入れることで、それぞればらばらだった食材の味のバランスがよくなり、カレーの味に深みや奥行きがでてきます。「コク」というのは、様々な味が混ざり合った一体感の美味しさを表す言葉なんです。

コンソメを入れるタイミングは?

カレーにコンソメを入れると美味しい、ということはお伝えしましたが、どのタイミングで入れるかということも重要です。本来であれば、炒めた材料に水を加えるタイミングでコンソメも一緒に入れるのがおすすめです。ポトフを作るときにも、最初にコンソメを入れることで素材に味が入りやすくなりますよね。

ですが、コンソメには想像以上に多くの塩分が含まれています(固形コンソメキューブ1個の約半分が食塩だと思って頂ければちょうどいい位です)。初めてコンソメを使う時には、一通りの調理をしたあとに味見の段階で加えていきましょう。

固形よりも顆粒の方が少量ずつ加えられるぶん、調整もしやすいのでおすすめです。コンソメキューブ1個でどの位の味がつくかわかってきたら、最初から一緒に加えてもいいですね。

余談ですが、途中でコンソメを加える場合の注意点です。とろみが出たカレーに固形コンソメを入れるのであれば、カレーと似た茶色で分かりにくいかもしれませんが、しっかり混ぜて完全に溶かすように気をつけてくださいね。意外と溶けにくいです。少量の水に溶かして加えてもいいですね。

まとめ

野菜の切れ端でも、コンソメを加えて煮るだけで立派なスープになりますよね。固形や顆粒になっているからこそ手軽に使えますが、野菜や肉を使ってイチからコンソメスープを作ろうとすると、相当の手間がかかります。あれを粉にしようと最初に考えた人も、実際に作った人も本当に天才だなあと思います。

もちろん、丁寧にスパイスからカレー作りをするのであれば、もしかしたらこの手間も楽しいかもしれません。でもコンソメを入れるだけで格段に美味しくなるのであれば、これを使わない手はありませんね!

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