猫と暮らしている方でうっかりコーヒーをテーブルに置きっぱなしにしていたら、飼い猫がペロペロと舐めてしまっていた！という経験がある飼い主さんはたくさんいらっしゃいます。コーヒーでなくても猫は人の食べている物を隙あらば狙ってくるものです。猫が自ら進んで口にしているのだし、人間にとってはなんともない食べ物や飲み物だからといってそのまま与え続けてしまうと猫にとっては重大な体調不良の原因になってしまう可能性があります。自分から欲しがって飲んでいたとしても猫がコーヒーを飲むのは良くありません。コーヒーに含まれるカフェインが猫にとって危険な成分だからです。そこで今回は猫がコーヒーを飲んだりカフェインを取りすぎたりすると、何故、どのくらい危険なのかまとめてみました。
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目次
カフェインが含まれるコーヒーは猫にとって危険！取りすぎると命の危険も！
飼い主がうっかりした時にちょっと舐めてしまった程度ならそこまで心配する必要は無いですが、コーヒーは猫にとっては体に良いものとは言えず、摂取しすぎると病気の元になってしまいます。それにはこんな理由があったんです。猫にとってコーヒーは危険な飲み物！
飼い猫が飼い主さんの飲みかけのコーヒーを飲んでいたという事は意外とあります。猫によってはコーヒーが大好きな子もいるようで動画サイト等でも猫がコーヒーを飲む姿がアップされています。しかし猫にとってコーヒーは体調不良の原因になる危険な飲み物なのです。具体的にはコーヒーに含まれているカフェインを取りすぎてしまうと、猫には良くないという事です。カフェインを取りすぎると猫に良くない理由とは？
カフェインには中枢神経に対して強い興奮作用があります。カフェインを人間が摂取すると目が覚めたり、頭がスッキリするという効果がありますよね。しかし体重の軽い猫が興奮作用の強いカフェインを取りすぎてしまうと心臓や神経系への負担が大きく、体調不良を引き起こしてしまうのです。Sponsord Link
カフェイン中毒は死亡例も！猫がカフェインを取りすぎるとどんな症状が出るの？
気づいた時にはかなりの量のコーヒーを猫ちゃんが飲んでしまっていたら、こんな症状になってしまう恐れがあります。注意して行動を見て、不安があれば動物病院に連れて行ってあげましょう！猫のカフェイン中毒ってそんなに危険なの？
コーヒーに含まれるカフェインは猫にとって毒になり得る成分です。動物病院などに貼られている猫に与えてはいけない物リストにもしっかり記載されています。猫がカフェインを取りすぎてしまうとカフェイン中毒を引き起こしてしまう場合があるのです。カフェイン中毒は最悪の場合、死に繋がってしまう事もあります。猫がカフェイン中毒になるとどんな症状がでるの？
カフェインを取りすぎて中毒になってしまった場合こんな症状が起こります。・コーヒーなどカフェインが含まれる物を摂取した1～2時間後に呼吸が荒くなる
・失禁や下痢嘔吐
・足腰がふらついている
重度の場合
・けいれん・呼吸不全・昏睡し最悪の場合、そのまま死亡してしまう事も！
どれもカフェインが引き起こす興奮状態が猫の心臓や神経系に与える影響によって起きてしまう事です。
カフェインをどのくらい取ると危険？コーヒーだけ気をつければいいの？
どのくらいカフェインを取ると中毒になる可能性があるか気になりますよね。一般的には、「猫の体重1㎏に対してカフェインが100～200㎎」という量で危険な状態になる可能性があるとされています。これは、大体カップ一杯分のコーヒーに相当します。なので、カップ一杯飲んでしまう事が無ければ大丈夫と思いがちですが、猫にも色々いて体重が重い子もいれば軽い子もいます。さらに消化器官など体が丈夫な子もいれば肝臓が弱い子もいて様々です。ですからその猫によって、どれだけのカフェインを取ると中毒を起こしてしまうのか変わってきます。危険なものには変わりありませんので、なるべく1㎎も与えないようにしましょう。コーヒーだけじゃない！カフェインが含まれているもの
コーヒーが猫にとって危険と言われるのは、コーヒーに含まれているカフェインが原因です。このカフェインという成分はたくさんの飲み物に含まれています。コーヒーだけ気を付けていれば良いというわけではないのです。カフェインが含まれているもの
・インスタントコーヒーなどコーヒー類・紅茶・緑茶・コーラ・栄養ドリンク
どれも飼い主さんがお家で飲む事が多いものばかりですね。これらを猫ちゃんが口にしないようにする為にも、日頃の対策が必要になります。
日常的に注意すべき事
・飲み物の入ったカップや缶を猫が届くような低い場所に置いたまま目を離さない
・うっかりこぼしてしまったらすぐに拭きとる
・猫が欲しがっても与えない
最低限の事ですが飼い主さんが気をつけてあげましょう。
まとめ
猫がコーヒーを飲むと危険と言われる原因は、コーヒーに含まれているカフェインを猫が取りすぎると良くないという事でした。しかし猫によってはカフェインが入っている物を自分から飲む事もあるのです。実際に私が飼っている猫のうち1匹は体重も重く、いたずら好きで捨てたはずの紅茶のティーバックを舐めてしまう事があります。カフェインも少量だと問題ないようですが、カフェイン中毒が猫にとって危険なのは動物病院の先生にも注意されていますので気をつけています。動画サイトにもコーヒーカップからコーヒーを舐める猫の可愛い動画がアップされている事がありますが、可愛いからといってむやみに与える事はやめましょう！猫によっては少量でも体調不良になる可能性があるのです。飼い主さんが気を付けてあげる事で猫ちゃんが元気に安心して暮らせるという事ですね！⇒猫の口元に黒い粒々が！できものや腫れの原因になる場合も！
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