子供が朝ごはんを食べない!「朝は調子悪い」とか「気持ち悪い」とか、様々な言い分はあるようですが、とにかくご飯を食べないというのは心配の一つですよね。しかし最近はそんな子供が増えているようです。私たちの小さい頃には、朝ごはんを食べて学校に行くことが当然のことだった様に思いますよね。日本では平成11年を境に朝食を欠食するという人が増加傾向にあり、年齢層では20代が最も高く、男性で3割、女性で2割の方が、朝食を摂取していないというデータが出ています。しかし、朝食を欠食する問題は大人だけではなく、朝食を欠食する子供も増加しているのです。朝食を欠食する子供の割合や、その理由、改善方法などを見ていきましょう。さらに、負担無く朝ごはんの準備をする方法もご紹介します。
目次
子供が朝食を欠食してしまう理由
朝食を毎日摂取しているという子供の割合は、小学生、中学生ともに8割というデータがあり、2割は朝食を摂取せず、学校や幼稚園、保育園に行っているという事がわかります。朝食の欠食を引き起こす原因にはどんなものがあるのでしょうか?生活リズムが崩れている
生活が夜型になってしまっていて朝に弱くなるというのは、よくあるケースです。夜は何時にお子さんは眠っているでしょうか?寝るのが遅くなってしまうと、朝はだるくなってしまうのは子供も大人と同じです。大人の場合は、仕事だからと気合いを入れてなんとかしていても、子供にそれを期待するのは少々酷というものです。就寝時間が21時を過ぎると朝食欠食となる子供が増加する傾向にあります。昔から言われているように、なるべく早寝早起きを心掛けましょう!子供は親の背中を見て育つ!
次に親の欠食が子供の欠食に影響しているということが挙げられます。保護者が朝食を欠食している家庭のほうが、子供の朝食欠食率も上がります。また、お子さんは運動不足ではないでしょうか。運動習慣があるという子供のほうがきちんと朝食を摂取する傾向にあるため、規則正しい睡眠や運動も食事習慣に影響しているといえます。これらは親の習慣に影響を強く受けるので、まず親が率先して生活習慣を見直して、子供のモデルケースになるようにしたいですね!朝食抜き生活の改善方法
先ほども述べた通り、まずは規則正しい睡眠、運動という生活リズムです。夜型になっているお子さんは、就寝時間を早める必要があります。朝食を欠食する理由には、時間がない、食欲がないなどの理由が多いようです。対策としては裏ワザ的なものは残念ながら無く、正攻法しかありません。早寝早起きの習慣を出来るだけ家族みんなで身に着ける
大人であっても起きてすぐの朝食では食欲も湧いてきませんよね。早寝早起き、朝食の30分前には起きるようにして、身体の調子を整えてから朝食を摂取するような習慣をつけましょう。さらに、出来る事であれば、家族みんなで朝食を取るという方法がオススメです。みんなで食べれば自然と食も進みます。また、朝食の時間という貴重な時間を家族全員で共有できるため、よいコミュニケーションタイムになりますので是非実践してみて下さい。手間のかからない朝ごはん準備方法を知っておく
保護者の方が原因で朝食を抜いてしまうというのはもっとも避けたいことです。朝食の準備が手間、面倒だと感じるのであれば、トーストだけでも大丈夫です。まずはその朝食を取るという習慣を身につけることからはじめましょう。ここで忙しい朝でも準備に時間のかからない朝ごはんを紹介致します。常備品だけで簡単洋風朝ごはん
主食はトースト、が良いですが、実際聞いてみるとトーストするだけでもめんどくさい方が多くいらっしゃいます。なのでバターロール等を準備しておけば、そのまま食べても美味しく食べられます。あまりパンを食べる機会が無い、という方はクロワッサンがオススメです。これは冷凍保存が出来る為、たまにはパンが食べたいな。の要求に答えるにはばっちりです。それに市販のカップスープを常備しておけば一瞬で朝ごはんの準備が出来ちゃいます。ちょっと物足りないなという方には、ゆで卵を時間のある時に作っておくと良いですね!
和食も無理せず用意出来る方法
さすが日本人!と言わざるを得ないくらい、和食のレトルトは進化しています。主食はもちろんご飯。ご飯はレンジでチンのご飯がありますので、いざという時の為に常備しておきましょう。お味噌汁もレトルトのものがたくさんあるので、安い時にまとめ買いしておくと良いですね。そこにふりかけでも用意しておけば、それなりの朝ごはんにはなります。物足りないという方は・・・洋食でも出てきましたがやっぱりゆで卵が便利です(笑)。