扁桃腺が化膿した時の症状と対処法！喉が痛いときの食べ物は？

喉が痛く食べ物を摂ることすらままならない、扁桃腺の化膿。これは高熱、関節痛、寒気などの症状もあり非常に厄介な病気です。さらに、乳幼児が扁桃腺の化膿症状があらわれ悪化してしまうと脱水症状から重症化してしまうため危険を伴います。そこで今回は扁桃腺が化膿した時の症状や対処法について、また喉が痛いときにおすすめな食べ物について詳しくご紹介していきます。

扁桃腺が化膿するとどのような症状が出るのか？

まず扁桃腺が化膿した時の症状を紹介していきます。扁桃腺が化膿することを扁桃炎といいますが、その扁桃炎は急性扁桃炎と慢性扁桃炎があります。

さらに慢性扁桃炎はそこから三つに分別されます。それでは、それぞれの症状を詳しく調べていきましょう。

急性扁桃炎の症状

・扁桃腺が赤く腫れて炎症する
・３８℃以上の熱が出る
・飲み込むときに痛みを感じて、唾をのむのも痛む
・脱水症状になる
・吐き気がでる
・嘔吐する
・全身がだるくなる
・めまいがする
・痰が出る
・関節痛になる
・悪寒がする

慢性扁桃炎の症状

慢性単純性扁桃炎

急性扁桃炎が継続的に続いている状態を慢性単純性扁桃炎といいます。医学的には1年に5回以上扁桃炎を繰り返すと慢性となるようです。症状自体は急性とほとんど変わりませんが、熱の高さや炎症の度合いが急性より軽くなります。しかし体力が落ちていたり、体調を崩していて免疫力が低下している場合に発症すると急性と同じ、症状は重くなる事も多いです。

反復性扁桃炎

扁桃炎が繰り返し起こることで、免疫反応が過剰となってしまうことで起きる扁桃炎です。特に免疫力が低い子供にかかることが多い病気となっております。症状のひどいときは急性扁桃炎と同じ症状が出て、それを過ぎると軽い喉の痛みや微熱になります。人によっては症状が出ないこともあるようです。

扁桃病巣感染症

扁桃が原因となりますが、扁桃腺炎の症状がでずに皮膚や関節、関節や腎臓などに疾患を発症する感染症です。

扁桃腺が化膿したときの対処法

まず第一に言えることは、扁桃腺が腫れたと思ったら早い段階ですぐに診察を受けて治療を開始することです。しかしすぐにいけない場合には応急的に自分でできることはしたほうが良いでしょう。それではすぐに病院に行けない方にするべき対処法をいくつかご紹介します。

マスクをする

他人の病気をうつさないための使われるマスクですが、扁桃炎の場合は口元の湿度を保つことに使えます。特に使用してほしいのは寝る時です。人間は眠る時どうしても口呼吸になってしまい喉が乾燥しますが、マスクをすることで乾燥から喉を守ることができます。

首を温める

扁桃炎と扁桃腺が腫れてしまっている時は、マフラーなどをつかって首を温めると生じている痛みが和らぎます。病院にすぐにいけないで痛みに悩まされている時にはおすすめです。

扁桃腺が腫れて喉が痛くなった時に良い食べ物は？

まずは食べ方に工夫

扁桃炎になってしまうと飲み込むことも辛くなってしまいます。この症状が出ている時に皆さんに知っていただきたいことはまず、食べ方を変えるということです。具体的には、食事をする時には噛む回数を増やすこと、１日３食にこだわる必要はなく量を減らして小分けにすること、食欲が出なくても雑炊・豆腐料理・とろろ汁などを必ず数回に分けて食べることです。

早く治す為に食べたいもの

これらを踏まえた上で食べたほうがいいものはまずはちみつでしょう。はちみつには殺菌力と抗炎症作用がありウイルス撃退や痛みや腫れの炎症に効果があります。次に紹介するのは大根です。大根には人間の体に害を及ぼす細菌を弱めたり殺したりする殺菌作用が強く、はちみつと同じく抗炎症作用もあるため扁桃腺炎に効果ありです。ということではちみつや大根をつかった料理を、回数を分けて食べることが効果的であると言えるでしょう。

まとめ

今回は扁桃腺が腫れてしまう症状について症状と対処法並びに扁桃腺が腫れている時に良いとされる食べ物をご紹介してきました。

扁桃炎には慢性のものと急性ものがあり、慢性はそこからさらに３つに分かれるということでしたね。また、扁桃炎になっても病院にすぐにはいけない場合にはマスクをつけるか首を温めることが効果的ということでした。

そして喉の痛みがひどいときに大切なことは噛む回数を増やして、食事回数を分けてはちみつや大根と言った効果があるものや食べやすいものを食べることが重要ということでした。扁桃腺炎は繰り返すと慢性になる非常に厄介な病気です、最悪繰り返す回数が多い場合には手術も視野に入れる必要があるので、扁桃腺炎になったら必ず病院に行って繰り返さないようにしましょうね。