キャンプは大自然の中で過ごすことが醍醐味です。
しかし、それにはクマと遭遇する危険があることを忘れていませんか?
クマに襲われれば、命を落とす事もあります。
楽しいキャンプでそんな事にならないよう、しっかりとしたクマ対策を行いましょう!
そして、クマの生態を知っておく事で、被害に合うリスクを減らす方法をご紹介致します。
キャンプ地でクマ被害に合わないための対策
近年、クマの目撃情報は増加しています。それに伴って、キャンプ中にクマに襲われるという残念な被害にあってしまう人もいます。
クマなんて山奥にしかいないと思って安心しているのは大きな間違いです。
気候の変化や、山の開拓のために餌不足に陥り、人の住む場所の近くでクマが目撃される事も多くなっているんです。
まずは食料の匂いをさせない事!
クマ被害に合わないためには、何よりも十分な対策が必要です。
キャンプを行う上で最も注意が必要となるのは、食料の管理と残飯の始末です。
食料の保管はできればテントから離れた場所で行いましょう。
残飯もそのまま捨てるなどは絶対にせず、密閉容器などに一つにまとめてテントからなるべく遠い場所で保管をしましょう。
車の中に片づけてしまうのも一つの手ですね。
食器洗いや片づけを怠らない事!
食事の時に使用した食器などにも注意が必要です。
食器に付着した臭いがクマをおびき寄せてしまうので、就寝前までには食器の片付けも済ませておきましょう。
そのほかにも、単独行動は避け大勢で行動したり、クマよけの鈴を鳴らしたなど、人の存在をクマに知らせるということが大切になります。
ハイキングでも注意が必要
最近では空前の登山ブーム、ハイキングブームが到来しています。キャンプのみでなく、もちろんハイキングでもクマに遭遇する可能性は高いです。
ハイキング時には山の中で歩き回る事になりますので、キャンプの時よりリスクは高くなると思って良いでしょう。
歩き回る前に情報収集を!
まず、クマの出没の注意書きや、地元の人からの情報を得ておくと安心です。
クマの出没の可能性がある場所には間違っても近づかないようにしましょう。
これはキャンプ時と同様となりますが、鈴などで人の存在を知らせる事がハイキングでも重要となります。
もし現地の人が行っている対策があるのならば、それを聞いて実践しましょう。
また、クマの足跡や糞を見つけた場合には即座にその場から離れましょう!
クマの生態
クマ被害に合わないようにするためにはクマの事をよく知る必要があります。クマの生息は日本全土であり、北海道ではヒグマ、本州ではツキノワグマが生息しています。
クマの行動は朝や夕方に活発になるため、この時間はクマに遭遇しやすいといえます。
また、嗅覚と聴覚がとても敏感な動物です。
対策としての食品管理や、鈴を鳴らすなどは、このクマの特性を活かした対策なのです。
まとめ
キャンプをするなら確実に安全な所でとは言っても、やはり自然の中です。クマももちろん自然の中で生きているので、100%の安全確保は困難となります。
しかし、こちらから呼び寄せるような事をしない為にも、食材や残飯の匂いを減らす事、自分の居場所をクマに伝える事の2点に気を付けましょう。
少しでも安全性を高めるためにもしっかりとしたクマ対策を行い、楽しいキャンプにしましょうね!
⇒キャンプ初心者が準備すべき持ち物はコレ!代用できるものもいっぱいありますよ!
⇒キャンプで食事を楽しむなら、しっかり食材の下準備しておくととても楽ちんです!
⇒キャンプの夜を楽しく過ごすなら!こんな過ごし方で自由を満喫しよう!